
【教育】「高校での古典の教え方が悪い。係り結びなど文法ばかりに力を入れてる」 ドナルド・キーンさん

11月1日の「古典の日」の普及を図る「古典の日推進フォーラムin東京」(読売新聞社など後援)が4日、
東京・渋谷の国立能楽堂で開かれた。
作家の瀬戸内寂聴さん、米コロンビア大のドナルド・キーン名誉教授らのリレートークのほか、
京舞と能が披露され、約600人がみやびな雰囲気を楽しんでいた。
古典の日は、平安時代の1008年11月1日の「紫式部日記」に、源氏物語に関する記述があることにちなみ、
古典文化に親しむ目的で今年9月に制定された。
リレートークでは、キーンさんが、英訳の源氏物語との出会いを振り返ったうえで、
日本人が古典に親しめない理由を「高校での教え方が悪い」と指摘。「係り結びなど文法ばかりに力を入れ、
文学の美しさを教えない。源氏物語がなぜ世界中で翻訳され、傑作とされるかを、日本人がわかっていない」と手厳しかった。
読売新聞 12月4日(火)19時35分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121204-00001061-yom-soci
3名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 19:47:56.59 ID:JwAGKHb40
胸にキーンと響くご指摘だ
▼ 58 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 19:55:11.25 ID:riV/9eba0
>>3
怒鳴るとキーンだろ。
>>1
脱亜論といい学問のすゝめといい福沢先生また生き返ってくれねーかな
ィjj)))))))))!!!!!彡ヽ,
/ミ/ ,}彡ヘ
|ミ{ -‐ ‐ ‐ ‐- {三=| 勉強しないと馬鹿になって豊かになれないから勉強しなさい
El==; ゚ ''==. |ミミ,|
`レfォ、,〉 :rfォ.、, !iル┤ もともと人間は平等ではなく勉強した人が上に行ける
. { `¨ i ・、¨ ´ `{ゞ'}
. | ‘`!!^’ヽ .「´ 古文漢文は役に立たないから研究者以外は勉強する必要無し
! ,-ニ'¬-、 ,!|,_
. \´ ̄` / ∧ヘ、
__/〉`ー ' ´ / 〉 \
_, ィ´「∧ / / )¬ー- 、_
-‐ ´ / / ヽ、/ / iヾ ヽ
379 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:26:51.14 ID:IANs15VU0
いとをかし→マジヤバイ
▼ 447 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:35:39.07 ID:DSpHW1EiO
>>379
むしろマジパネエではないかと
▼ 456 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:36:45.79 ID:xpy4g/G10
>>447
それは、何語訳になるんだろう。ギャル語?
▼ 477 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:39:00.55 ID:dnc3ddTp0
>>379
橋本治が枕草子を訳してたな。
「春ってあけぼのよ!」って。
▼ 496 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:41:27.57 ID:xpy4g/G10
>>477
桃尻語訳だったかな?その訳で、NHKが番組作ってた。
383 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:27:27.45 ID:uYk14hDt0 [1/7]
高校古文で勉強する学校文法(橋本系規範文法)は、
「日本語話者」が、「日本の古典文学作品」を「読む」上では、実用的で便利なものなんだけどね。
日本語話者にとって、直観的に分節して、あとは機械的組立てで、一応の意味を確実に解読できるから。
(ちなみに、言語学的にはまったくの糞であることも、知っておいて損はないと思う)
このツールで点を稼げるから、変態ラノベやら井戸端会議ばっかり読まされても、
東大文一だろうが一橋だろうが、最難関の大学入試を突破できるんじゃないかww
東大法学部卒で有能な高級官僚になる能力とも、京大を出て型破りの社会科学者になる能力とも、
あの変な痴話ラノベを読める能力は、本来は全く関係ない。
86 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 19:58:16.35 ID:QCjo/rlC0
そりゃあ英語と同じで
「大学入試対策のための勉強」
なんだから、生きた知識なんて教えてる暇なんて無いよ
中高6年、大学合わせて10年くらい英語学んで話せないカリキュラムは異常過ぎるんだけどな
他の国のように入るのは簡単だけどマトモに勉強しないと単位取れないよって制度にした方が良い
105 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:00:01.01 ID:NhyFQbB40
なんかね、
なんでも「楽しく覚えよう」って、、、それはナイんじゃね?
努力とは辛いことも伴う。
▼ 140 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:03:35.75 ID:HmDm3Vj30
>>105
でも普通、面白いから
更に深く入っていこうと思うものだからな
だいたい学ぶ事は楽しい事ですよ
まず、それを教師が知らないからなw
コレは大事なんだ!覚えてないお前らが悪い!
そこで「じゃあ、なんでそれは大事なの?」
これに答えられる教師はまずいない
▼ 231 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:10:43.03 ID:Zt9FH7bS0
>>105
こいつは、無能な教師の言い訳くさいな
93 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 19:58:54.90 ID:CDubP1Ig0
高校の時の国語の先生は古典の時間に
「おまえら、つまんねーだろ?これ、教科書だから当たり障りの無い部分しか乗ってないんだ。
今のエロ小説なんか裸足で逃げ出す様な部分もあるんだが、教科書には載っていない。
でも、古典だから図書館の全文掲載の本にはちゃんと載っている。
読みたきゃ勉強しろ」
・・その先生がいる間、模試における我が校の古典の成績は素晴しいものだったと言う・・・。
▼ 641 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 21:01:35.99 ID:b4Bv1BgT0
>>93
好色一代男とか東海道中膝栗毛の序盤とか教科書に載せるべきだと思う。
172 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:06:02.39 ID:dq1mVxEH0
82 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2009/06/25(木) 21:58:54 ID:jw9CNX+/
ドナルド・キーンが京都に留学生として下宿していたときのこと。
「或る晩のことです。十五夜で、それはそれはきれいな月の晩でした。私は大学からの
帰り途、その月を見上げて惚れ惚れしながら京都の町を歩いておりました。」
キーン博士は思ったのだそうだ。こんな月の光に照らされた竜安寺の石庭はさぞ美しかろう。
是非見てみたい。博士はその足で竜安寺へ向かった。当時(大戦前)の京都の寺はいずこも
終日門が開いていて、人の出入りも自由だったという。
「私は竜安寺の門をくぐって本殿に入り、あの有名な石庭を前にした縁側に座り込みました。
月光に照らされた石庭の美しさ。私はしばらく身動きができませんでした。三十分、いえ
小一時間ほども私はぼんやりと庭を眺めていました。もう十分すぎるほど石庭に見惚れた後です。
ふと傍らへ目をやると同時に私は驚きました。いつの間にか私のそばに、一杯のお茶が置いて
あったのです。誰が?いつの間に?どうして?想像するしかないのですが、おそらくお寺の誰か
だったのでしょう。外国人の若い学生が石庭に見惚れているのを見て、邪魔をしないように、
そうっとお茶を置いていってくれたのです。私は、とても感激しました。」
こんなもてなし方ができる民族は日本人だけだ、と博士は思ったそうである。
「そして、だからこそ私は日本のことが大好きになりました。」
▼ 190 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:07:14.45 ID:6rBcixfY0
>>172
( ;∀;) イイハナシダナー
▼ 259 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:13:46.05 ID:m3wQto5D0
>>172
これで本当にお茶を飲んだら図々しいって悪口を言われるのが京都だろ。
▼ 275 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:15:23.45 ID:fK+N+3QRi
>>259
コラコラwww
▼ 284 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:16:42.35 ID:vDHRGcjL0
>>259
お茶が熱いうちに飲んでお帰り下さい
そういう意味だろな
▼ 303 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:18:31.76 ID:oei4GgDB0
>>284
冷めたお茶を一気に飲み干したら、熱めのお茶を出しなおすんだろ
218 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:09:29.67 ID:XppSxaag0
せやせや。文法覚えるのには「古典を正しく味わいたい!」っていう動機が必要やろ
高校生なんて他にやることやりたいこと大量にあんだからさ
特に源氏なんてエロシーン全部切って教えてる。そんなん誰が楽しいのさ
121 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:01:21.38 ID:OGUzkP4C0
源氏物語は現代で言うエロ小説。子供のころから飼って大人になってから食うなんて
鬼畜の所業だろう。道長。
▼ 173 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:06:02.72 ID:PZoEyj0p0
>>121
よくその手の喩えを目にするけど、エロ小説じゃなくて「渡る世間は鬼ばかり」の方が当たってる
エロがメインじゃなくて、登場人物の心の動きが主題なんだから
んで、男が渡鬼みて面白いか?NHKの朝ドラみて面白いか?というと面白く無い
だから日記モノばかりの古文の授業がつまらない
男は平家物語のほうが面白く読める
184 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:06:52.61 ID:81AffnCW0
どうしても古い文体、文章を好む「学者」がいるわけです。
一般人が分からないことが、分かる、のが学者さんの存在意義ですから、その内容だけを現代文にすることをゆるしません。
「古典は古典として読み、伝えるべき」とか頑なに執着しているのです。
大抵の日本人は枕草子でも源氏物語でも、サワリの部分しかしりません。
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり…」平家物語とかここしかしりません。
サワリを知ってるだけで満足なのです。あとは難しいのでパスです。
内容を知らないのは、本家の日本人だけだったりするものです。
▼ 212 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:08:53.20 ID:jdoVIMiS0
>>184
中学の時に、「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり…」を暗記させられたが、
結局、今でも平家物語がどういう話なのか知らん。
▼ 302 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:18:28.70 ID:ENvMV9G50
>>212
そのフレーズのなかに答えは全てあるのに。諸行無常、盛者必衰だろ。
247 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:12:42.07 ID:Lu7s3g6SO
>日本人が古典に親しめない理由を「高校での教え方が悪い」と指摘。「係り結びなど文法ばかりに力を入れ、文学の美しさを教えない。源氏物語がなぜ世界中で翻訳され、傑作とされるかを、日本人がわかっていない」と手厳しかった
このまま、日本の英語教育に当てはまる至言だよな
▼ 290 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:17:21.50 ID:WdSpKYR60
>>247
英語は発音面が問題なだけで、日本人の読解能力はそれなりに良いよ
で、発音ってのは幼稚園とか小学校低学年が重要なんで、中学とか高校から英語の発音勉強しても遅いんだよ
母国語の発音に無い音って、耳が聞き取れなくなっているから
25 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 19:50:57.27 ID:xQY6HKks0
とにかく読ませて
内容が把握できない時点で読める部分読めない部分をわけて
読めない部分の分析をする
ってのが基本なんだろうけど
とにかく暗記暗記暗記でくそつまらないのは同意
▼ 101 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 19:59:45.72 ID:wQ0rJkMY0
>>25
昔は【素読】をドンドンさせてある程度慣れてから内容を教えると言う流れだったのに、
今はとにかく受験で点数を取らせることに重きが置かれるようになってるから、
テクニックばかりを教えることに教育関係者が何の違和感も持たなくなって来てるのが問題なんだよ。
理系離れが叫ばれて久しいけれど、
これも突き詰めれば>>1と同じ結論に帰結してしまうんだよ。
▼ 333 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:21:41.06 ID:LuKMZ9lf0
>>101
そう。昔は7、8歳から『論語』をとにかく声に出して先生の後について音読させた。
これを「素読(そどく)」といって、1日1時間たらずこれをやっているとなんと二年後には『論語』が
すべて暗記できてしまった(もちろん意味はまだ分からないところだらけだし、漢字も読めないが)。
受験勉強が得意だった奴はみんな知っていると思うが、「自分が声をだした声をリアルタイムで聞く」
ことほど記憶に残る方法はない。
「地道で勤勉な日本人」というのは、放っておけば勝手にできあがるものではない。漢籍や日本の
古典を通じて「作る」ものだ。
そういう作業をなおざりにしておいて、子供の頃から英語を教えたりなど、実は本末転倒。
「ちゃんとした日本人」さえ初めに作っておけば、幕末・明治のひとたちがそうだったように、外国語など
成人してからでも充分に身につく。
そうしないと「英語はできるけど労働倫理はフィリピン人並み(別にフィリピンに悪意はないが)」という
「ニホン人」があふれかえり、結局豊かさも失っちゃう。
▼ 343 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:23:03.46 ID:chYmqhtm0
>>333
大人になってから論語読んだけど、全く文章は覚えられないな
確かに子供の時の素読は大事かもしれない
▼ 384 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:27:37.92 ID:LuKMZ9lf0
>>343
偉そうなことを書きましたけど、実は僕も四書を読み始めたのは25歳こえてからです(恥
でも、音読すると年齢に関係なくおぼえていきますよ。
▼ 370 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:25:51.32 ID:K1sOFsur0
>>333
しかしまあ論語を覚えることが果たして労働倫理になるかといえば怪しい感はあるがね
儒教大好き国家、必ずしも品あらずって感じでね。
▼ 484 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:39:50.44 ID:LuKMZ9lf0
>>370
実は『論語』というのは、いわゆる『孫子の兵法』などと同じであまりに古い上に漢文独特の
言語的欠陥があるので「意味がどうとでもとれるところ」も多いんです。
そこで重要になってくるのが、優れた人の「解釈」なんです。例えば朱熹の解釈(朱子学)とか、
王陽明の解釈(陽明学)などがありますね。
同じ古典で学んでいたのに、朝鮮がなぜあそこまでグダグダな国になったのかというと、阿呆な解釈
をしていたからです。
日本は荻生徂徠だ熊沢蕃山だといったリアリズムの持ち主が優れた解釈・訳注を遺してくれたので
日本人のボトムアップにすごく役だったんですよ。そしてそれを学んだ人が身近にごろごろいる環境で
日本人は育ちました。
そういう意味でもご先祖様に感謝ですね。
▼ 510 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:43:18.41 ID:pWYkOmyp0
>>484
中国はただ。その注釈者が今度は持ち上げられ過ぎちまうんだよな。
朝鮮はさらに悪いんだが、今度その弟子どもが派閥作り出して、
「うちの先生の教えはこうアル!」というのが権力争いと一体化しちまってた。
日本の古学派の人たちは、ずいぶん孔子の書いたものと直接向き合ってたらしいからね。
伊藤仁斎の論語古義あたり読んでみたいんだけど、あれないんだよなあ。
▼ 564 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:50:30.35 ID:LuKMZ9lf0
>>510
おっしゃるとおりです。
日本人がある程度以上のリアリズムを頭の隅に起き続けたのは、武士という軍事関係者(ふつうは
どの国でも軍関係者はその国最高のテクノクラート集団になる)が執権していたことと、
もしかすると(今般の東日本大震災のような)大規模~小規模の自然災害に我が国が襲われていた
からかも知れません。
観念論や空理空論では地震や台風、洪水には太刀打ちできませんから。
▼ 587 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:53:37.22 ID:pWYkOmyp0
>>564
後は「私塾」かな。
ああいう学問形態が日本中で成立できたのは、ほとんど奇跡だと思うよ。
中国みたいに出世に必ずしも繋がる学問だけじゃなく、門人に教えるための
学問だったからね、あれ。
544 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:47:58.29 ID:h4TnEEMX0
いやまずはちゃんと読めるようになることが大事
文章を楽しむのはその後の段階だし、自分でですればいい
▼ 550 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:48:52.35 ID:oei4GgDB0
>>544
そんな教え方だから古文嫌いになるってうのが>>1の話。
▼ 598 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:55:47.30 ID:h4TnEEMX0
>>550
英国数は所詮言語技術の習得だから面白くないのは仕方ない
ちゃんと使えるようになることが後々役に足つ
▼ 577 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:52:11.98 ID:Zt9FH7bS0
>>544
しかし海外の文学は日本語訳で読むんだろ?w 聖書をラテン語で読むか?
言葉は大事だが、何か国語もやる必要はない。それだけで一生、終わっちゃうからな。
言葉は道具に過ぎないわけだしね。
大事なのはそこで表現されている世界でありアイデアだよ。
▼ 609 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:57:06.80 ID:2aSQI7GBP
>>577
でも原語で読むとやっぱ違うよ。
話すのは難しいけど、辞書引いて読むだけなら1年もありゃかなりできるようになる。
俺は仏語始めて1年ぐらいでユゴーとか読んでたな。ラプラスとかの本も読んでみたいわ。
仏とか独とかの主要言語いくつかがそのレベルになってれば楽しさの幅が広がる。
てか聖書ってラテン語なのか?w
▼ 621 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:59:08.89 ID:xpy4g/G10
>>609
ラテン語でほぼ聖職者だけのものだった聖書を
庶民も読めるようにドイツ語訳にしたのが宗教改革だったよーな
▼ 639 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 21:00:58.23 ID:pWYkOmyp0
>>621
そそ。教会がしばってた。
だからダンテがやたら文学史では重要扱いされてる。
▼ 664 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 21:05:58.85 ID:i1VHlYlU0
>>609
原文はヘブライ語なのかなぁ。
ヘブライ語→ギリシャ語→ラテン語の順に翻訳されてきたんだっけ?
▼ 674 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 21:07:27.97 ID:uYk14hDt0
>>609
旧約はヘブライ語。アラビア語と同系なのでかなりきついw
新約はギリシア語が原典だな。でも別にウルガタ(ラテン語訳)でいいんじゃね?
日本語訳はもちろん、英訳や仏訳も、本当はオヌヌメできない。
▼ 675 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 21:07:33.54 ID:Zt9FH7bS0
>言語で読むと違う
そりゃわかる。おれも留学してたから、英語の本は原文で読めるし日本語の訳が完全にニュアンスを伝えきれてない
というのもわかるが、しかし、優れた翻訳を探して読めばいい話だし、その言語を知らない奴は本を読むなというのは、
原理主義的な考えだと思うぞ。それこそ宗教改革前の聖書の世界だよ。
▼ 686 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 21:10:17.22 ID:pWYkOmyp0
>>675
大体どこの国でも、古典なんてそのうちに読めなくなっちゃうんだよな。
今の日本で古事記が読めるのは江戸時代の国学者のおかげで、その他の
古典にしても、明治、大正の再評価の時代がなければ途切れてたし。
だから、現代語訳というか、そういうものも原文の意味を多少損なってるのは
否定できないんだけど、やらなきゃまず伝わること自体が難しくなっちまう。
翻訳もそういう要素はでかいよね。あれも大正時代の人たちすごいがんばってたよw
222 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:09:51.91 ID:oAXUpBR4O
紫式部「不倫は文化」
308 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:18:50.19 ID:Ai6ZmJbo0
「あさきゆめみし」を読んでから源氏物語を読むと
全然理解度が変わるんだよな。
問題は末摘花とか花散里以外、
顔が見分けつかないんだわこれが…
386 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:27:45.33 ID:qzycjvWv0
漢文って、中国の昔の文書が読めるってだけじゃなくて、あれは立派な日本語の勉強になるんだよな
道真や空海以外に秀作が無いからかも知れないけど日本の漢詩を学校でもっと扱ってもいいと思うわ
▼ 448 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:35:41.78 ID:uYk14hDt0
>>386
日本語における漢詩は、完全に「翻訳を楽しむ」世界だからね。
中国語の韻文を鑑賞するという要素は、実はほぼゼロに近い。
本来の漢詩は、中国語の複雑怪奇な音の響きを、
複雑に組み合わせた音の配列を楽しむという、中国語固有の要素が半分以上を占める。
日本語の文脈でも「平仄」と言うが、日本人で、この本来の感覚を知っている人はほとんどいない。
これは、中国語で「ポーン」とまっすぐ抜けるか、「ギュゥヮェン」と音がアクセント変化を伴いよじれるか、
という母音の差異を示すもの。
▼ 472 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:38:42.61 ID:HhT5iIDR0
>>448
子供のころ、いろは歌で声調の練習したぜ
▼ 497 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:41:28.56 ID:bV2lHhWyP
>>448
明治の頃までは、日本でも漢詩を詠んでたんだけど
戦後教育で完全に失われてしまったって、山本夏彦が嘆いてたな
乃木大将なんかも漢詩人で
203高地で詠んだ爾霊山の歌なんか有名だね
▼ 521 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:44:47.87 ID:NgGIFWgc0
>>497
やっぱり素養が違うよな
江戸時代生まれの人なら、四書五経丸暗記してる人も結構いたみたいだし
▼ 534 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:46:38.95 ID:pWYkOmyp0
>>521
その点だとイスラムの学者が桁外れだったらしい。
古典の重要なものは、いつの学者のものでも、あるいは現代のものでも
すべて暗唱できるようにして内容を覚えたからね。
425 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:32:47.16 ID:m5uDkA5sO
今の日本文学専攻の学生の大半は、古典文法なんかろくに知らねえぞ。
偏差値65以上の大学で教えてる俺が言うんだから、間違いない。
高校で文法をしっかり教えろよ、カス。
▼ 449 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:35:42.68 ID:vDHRGcjL0
>>425
そんなんで入れるのはKOくらいだろ
あそこは英語だけだもの
▼ 551 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:49:10.31 ID:K1sOFsur0
>>449
そりゃ福翁先生が学問のすすめの巻頭でdisってますから
建学の精神w
▼ 460 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:37:12.66 ID:PZoEyj0p0
>>425
そんなに学生に敵対的じゃ、ロクな教師じゃないなw
現代文も古文も、教える人間の読解力が大事だと思う
本当に文章を読めてる先生とそうじゃない先生がいる
▼ 592 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:54:33.22 ID:m5uDkA5sO
>>460
古典文法が分からない学生は、古典文学を読んでも意味が正しく理解できない。「行かぬ」と「行きぬ」の違いも分からないので、平気で出鱈目な訳を付けたりする。下手をすると、そういう学生が卒業後すぐに高校の国語の教師になってしまうのだぞ。
大学で文法の基礎なんか教えていたら、間に合わない。大学はそんなことを教える場所ではない。
▼ 462 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:37:27.36 ID:ypGa9uHg0
>>414
大学に入ってすぐに使えるようになるように高校の段階で文法はマスター
するんだよ。そうじゃないから、>>425みたいに大学の教員の足を引っ張る。
つまり、現代の大学の講義は将来の学者に向けて行われてる。さらに、高校の
文法は大学の講義を受けるのに必要な知識を身に付けるために行われる。
よって、ホトンド多くの天才以外が詰まらないと思うのは当然なんだよ。
▼ 517 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:44:02.83 ID:Zt9FH7bS0
>>462
まぁ教員も不満はあるだろうが、生徒も不満はあるだろうな。どちらかというとシステムの問題だと思うけどね。
ちなみにアメリカの大学の場合、専門科目の授業を理解するための補習の授業がすごく充実している。単位はもらえないけど。
だから、昔やったけど忘れたとか、自信がないというやつはそこでやり直して、専門科目の授業に望むわけだ。
日本の大学も高い授業料をとってるんだから、そんくらいやれと思うけどね。
▼ 508 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:43:10.24 ID:uYk14hDt0
>>425
大学での文学部の文学研究なら、別に橋本文法なんて知らなくても良くね?
読めりゃいいんだよ。国文に喜んで入る奴らなら、読めはするだろ。
あれは、糞女流ラノベなんて全く読みたくないし読む意義も全くない、
大学では法律政治経済の勉強をしたい受験生が、
機械的処理に徹して、古文でさっさと点数を稼ぐための文法w
言語学をやるなら、あんな受験生のための便宜的文法なんて、さっさと忘れろということになるし。
(古文でも記述文法の方法論で形態素を抽出して進めるのが、今や当然の話だ)
533 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:46:32.40 ID:hnj/6EwK0
橋本文法は50音表がわかってればだいたい把握できるし
暗記する量が少ないから難しくはない。
言葉の法則性を見つけて説明できるようにしたなんて
すごいなぁと高校生のころ感動したけどなぁ。
大部分にとって無意味なのかもしれないけど。
▼ 602 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:56:06.76 ID:uYk14hDt0
>>533
高校レベルだと、良い頭の体操だよね。ロジックに一応破綻はなく、
指摘の通り、仮名文字単位で、高校生にも容易に論理関係を見つけられるので、
高校生にとっては、文法の理解と適用が、論理性の涵養に繋がる。
この話がわかるのは、このスレでは、おまえさんと俺だけみたいだな。
ただ、本当は言語学的にはダメ文法だということを知ると、更に衝撃を受けることになるが、
まあ、これは大学以降のお楽しみでいいんだろう。
▼ 652 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 21:03:48.57 ID:hnj/6EwK0
>>602
しかし大学では古典文法を活用する機会はほとんどなかったよ
訳本が刊行されてないニッチな作品を現代語訳するときに
ちょっと役立っただけだ。
それでも橋本文法で充分だったよ
632 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 21:00:34.65 ID:i/MqJCXq0
教育学部にはバカしか入らなくてそういう人間が教師やってるから
学びの楽しさなんて教えられないんだよ。
何しろ本人が勉強できないんだから。
それでいて「先生」扱いで学校しか知らない。
人間性最悪で社会性もない。
536 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:46:49.22 ID:bMt1Iz0Q0
( ・ω・)つ【日本の学校教育の「?(疑問)」は。。。】
1/3はGHQの塗りつぶした物を調べればワカルヨ。あとの2/3は旧帝大閥と
サヨ日教組の確執から生じている。
ageる物をage、sageる物をsageるのこそが、教育であり洗脳なのでし。
従って、古典の採点比率は、驚くべき事に、文明開化の明治時代より、圧倒的
に低い物に成り続けている。まさしく、「洗脳教育の大成功」なのである。
さて、お気付きだろう。なぜエロ小説「源氏物語」が評価されるのか?真価を
評価せず、偽価を評価する事で、価値のヒエラルキーを転覆させるのが目的。
まさしく、悪貨をもって良貨を駆逐する、と、こうなってしまうのである。
▼ 552 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:49:11.71 ID:aYvqBWYX0
>>536
まあ文学的には徒然草や平家物語>>>>>>>>>>源氏なんとかだし
徒然草と平家物語やっときゃ日本人としての歴史的素養は十分だってくらいの
代物なのに・・・
源氏なんとか推しなのは、そういう戦後教育の作為的な部分が
往々にしてあるんだろうな
▼ 573 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:51:33.12 ID:n3tBqHX60
>>552
徒然草も最初の方意外は結構フリーダムだよ
鹿の角のにおいはかいじゃダメ!とか笑えるよ
▼ 585 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:53:28.08 ID:MOYtYt2B0
>>552
平家物語の俊寛とか敦盛とか
能の題材から歌舞伎のネタになったけど
もう現代では途絶えちゃうんじゃないのかねぇ
▼ 590 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:53:55.40 ID:K1sOFsur0
>>552
源氏押しにはなんかスノビズムを感じるんだよね。鼻持ちならない。
ところで大学図書館の古文棚における源氏物語の占拠率は異常。
『源氏物語の鑑賞と基礎知識』シリーズなんて基礎知識と銘打ちながら
何十冊あるんじゃという感じ。
▼ 627 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 20:59:42.99 ID:MOYtYt2B0
>>590
まぁ本居宣長が中華の影響(儒教的価値観)を否定して
源氏物語みたいなのを「もののあはれ」として
評価したからな
そこからの流れだな
▼ 658 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 21:04:45.96 ID:x+WjuCfe0
>>627
しかしまた本居宣長のようなアホが日本文学研究の大家として扱われているのも悲しい。
▼ 656 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2012/12/04(火) 21:04:30.55 ID:uYk14hDt0
>>590
本当のことを言うと、
「ラノベ的源氏物語」というのは、ある種の近代イデオロギーの牙城なんだよ。
明治の文明開化で、政治は欧州文明から、精神論は漢籍と記紀神話から得ることになった
政治思想は、最初東京帝大法学部が独占し、ローマやギリシアの古典も、法学部で読むことになる。
記紀神話は、儒学者の末裔たちが死守して、最終的に近代版の聖典「教育勅語」の普及に「結実」する。
ここに、平安以降の国文学が排除された。
これを逆手に取って、「反政治的な、リア充のユートピア」という変な世界を作ろうとした勢力がいる。
その先頭に立ったのが与謝野晶子で、彼女が、実質的に「ラノベ源氏」の生みの親といっても良い。
ここに、ヨーロッパと対照的に、「政治から排除された文学部」が依拠するようになったんだ。
38 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2012/12/04(火) 20:22:29.10 ID:tan0GpFu0
「世に従えば、身苦し。
従わねば、狂せるに似たり」
鴨長明すげえ
【教育】「高校での古典の教え方が悪い。係り結びなど文法ばかりに力を入れてる」 ドナルド・キーンさん
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1354618010/
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